二日目は
花巻に移動。でもその前に、平泉から車で30分くらい走って、
猊鼻渓(げいびけい)舟下り〜。
「下り」っていっても、下らない(笑)。だって
舟で往復するんだもん。ほとんど平らな流れってことだ。
エキサイトすることもなく、おだやか~に往復約一時間半。

途中、急に雨に見舞われた。私たちの乗った舟はビニールの屋根(折りたたみ式)がついているタイプだったんで、びしょ濡れにはならなくてすんだよ。でもすぐにやんだ。やんだら
畳まないと景色がよく見えないの。

川の水はきれいだけど、ものすごく浅そう。川魚がたくさん。カモや鯉もいて、大きい金魚の餌みたいなのを50円で買って、舟からあげたよ。手がくさい・・・。
折り返し点で舟を降りることになっている。見所がちゃんとあるのね。
左の写真の、後ろに写っているのが
乗ってきた舟。
それにしても、高い崖に吸い込まれそう。。
帰りは、船頭さんが、舟をこぎながら
「猊鼻追分」とか、なんていうの??え~っと詩吟みたいなやつ・・・を2曲歌った。意外にも(失礼!)いい声だった・・。
猊鼻渓で東北の自然を楽しんだあとは、
宮沢賢治の理想郷イーハトーブへ。
宮沢賢治、大好き! 20年くらい前に生誕100年で結構盛り上がったよね、世間的に。あの頃から読んでいたけど、そのあと5~6年児童文学やエッセイを書いていた時期があったんだ。その頃はホント
読みあさったなあ。。でも情けないことに、
内容は忘れているものが多い・・。
今回の旅行前に読みなおそうって思っていたんだけど、時間がなくてできず・・・。記念館などいくつかの施設に行ってやっと思い出したり出さなかったり・・・(^_^;)
「注文の多い料理店」をモチーフにした、
山猫軒。
ここね~、来たかったんだよね~。入るのにちょっと待ったけど、ほどなく入れた。うれしい!

私は、ほろほろ鳥の唐揚げ定食。ちなみに、ダンナさんは白金豚(名物らしい)の焼き肉定食を注文していた。
山猫軒にはショップもあって、宮沢賢治のグッズをいくつか買ったよ。
宮沢賢治記念館で、彼の活動や思想を知り、直筆の原稿などをたくさん見る。童話を書いただけじゃないんだよね。農業を学生や人々に教えたりもしたし、科学や宇宙にすごく興味を持っていた。それらはみんな、
作品にあらわれている、生きている!
「猫の事務所」の猫とぱちり。
次は、
銀河ステーション(「銀河鉄道の夜」から)という門をくぐって、
宮沢賢治童話村へ。
広~い敷地に、賢治の学校、賢治の教室が建っていて、まわりに妖精の小径、ふくろうの小径・・などがある。

(左)賢治の学校の中の「大地の部屋」
「セロ弾きのゴーシュ」をモチーフにしたオブジェ宮沢賢治ワールドに浸り、思い出し、ゆったりとした時間をすごせたよ。
その日の宿は、13部屋のみのこじんまりとした花巻温泉老舗の
割烹旅館、廣美亭(ひろみてい)。
お部屋でのんびり夕飯。もちろんお酒も飲み、即ねた!またか・・(笑)
2日とも温泉だったけど、露天風呂がなかったのがちょっと残念。。
最終日はゴルフ。天気はなんとかもって(終わったら一瞬大雨になった)、まあまあのスコアで終われたよ、私はね。(^^;)
前半はあんまりよくなかったんだけど、
後半なんとか頑張って51だった。。まあ、そんなもんだわね。。
6月に自己ベスト(100)が出たんだけど、それには全くおよばなかったわ。。ダンナさんは調子が悪く(私にアタるくらい調子が悪く)、私と1打差だったよ(私が負けた)。。
ちなみに、先月のショートコースでは、ハーフだけだったけど、私、
35(5オーバー)だったんだよ!!
帰りの新幹線は夜7時台。まだまだ時間があるんで、
イーハトーブ館へ。

この賢治のシルエット、好きだわ~。いろんなグッズにもなってるよ。
レンタカーを返し、新花巻駅の近くでご飯を食べようと、
山猫軒駅前店に行く。でも、あいにく貸切で入れず。。
他に全然お店がないのよ~~。新幹線の駅前だっていうのに。。山猫軒のお土産屋さんのスタッフに教えてもらい、
この周辺の唯一の飲食店、
5~6分(いや、もっと??)歩いたところのカフェレストランみたいなところに行った。ホントにあるの~~?って思って歩いたけど、あったあった。。
それが意外や意外、なかなかのお店でして・・・。まずは
ビールとおつまみ。こだわりの野菜やお肉で、おいしい!そして旅行の締めに盛岡冷麺。ほろ酔いで新幹線にのったよ。疲れて爆睡。。
お天気はいいってほどではなかったけど、のんびりした楽しい旅行だった。。いつものことながら食べすぎた!飲み過ぎた!
ダンナさん、おつかれさまでした~。
宮沢賢治、ひっぱり出してきて読もうっと。